CMI

Nishinomiya, Hyogo/Dec. 2018
 イタリア ナポリから北へ車で30分の所にある小さな町 カイバーノにモッツアレラチーズを作る工房はあります。カンパニア州内に3ヶ所の牧場があり約1300頭の水牛を飼育しています。毎晩、それぞれの牧場から水牛のミルクが工房に運ばれてき、早朝4時からモッツアレラチーズ作りが始まります。イタリアで造られているモッツアレラチーズの約2/3は、ミルクを様々な国から買い取って造られています。即ち、自前で水牛を飼育し、そのミルクを使ってモッツアレラチーズを作っているのは約1/3だけです。
 製法:33~36℃に温めた水牛生乳に乳酸菌と凝乳酵素を入れ、凝乳(カード)と乳清(ホエイ)に分離させます。カードを粉砕し、木桶にそのカードと95℃の熱湯を加えて専用の棒で練り上げ、つきたてのお餅のような大きな塊を作ります。その大きな塊をちぎり、冷水に数分漬けた後、塩水に漬け他のがモッツアレラチーズです。午前中につくられたモッツアレラチーズはナポリ、ローマはもとより世界各国に出荷されます。
 そんなナポリ郊外のカイバーノの工房と西宮の店舗を毎週往復するために自宅の駐車場に作られたのがこの宇宙船。
Photography:S.Yamashita

bottega di gusto ciao mami ボッテガディグスト チャオマミ
西宮市上甲子園3-6-11
0798-41-6370

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