MSR401

Kobe, Hyogo/Mar. 2006
 MSR402の改装の成果を体感した建物オーナーから今度は、大きさが異なる部屋の改装依頼。3.5m近い天井高の部屋に高さ2mのL型の壁が立つ。見えそうで見えない。死角の連続が部屋の中に存在する。リビング、書斎、ベッドルーム、パウダールームのゾーンが死角によって生まれる。
 グルグルとサーキュレーション出来る部屋は、日だまりを見つけ日向ぼっこをする犬のように、居心地のよい場所を見つけ出す本能を掻き立てるかもしれない。
Photography:S.Yamashita

 

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